日本のサービスは世界トップレベルすぎる
日本にいると、コンビニは24時間空いていて、美味しいお弁当から日用品までそろっているし、道を歩けばオーストラリアのよりも多い自動販売機があるし、お医者さんに行けば親切に診察してくれて、駅に行けば夜中まで電車が走っている。
こんなことが当たり前だと思うようになってしまいますが、これらのサービスのレベルは世界トップ!
つまり、海外で同じようなサービスを受けようと思うこと自体無理なんです。
そのことを理解できずに海外に行って、ホテルのサービスが悪いだの、交通機関でトラブルに遭っただの、文句ばかり言う旅行者が多いなと思います。
本当に世界中あちこち、何度も旅行している人は、そんなこと文句を言ったりしません!つまり文句を言うのは旅行初心者が多いということです。
私は一時期フランスに住んでいました。フランスは日本よりも当然ながら不便です。
ですが、フランスに旅行に来る日本人は、お店でひどい扱いをうけたのは差別に違いないとか、電車やTGV(日本でいう新幹線)が時間通りに来ないとか、ホテルマンのサービスがひどいとか、ホテルのシャワーの出が悪いとか、アメニティが貧相だとか、とにかく文句の多いこと。
酷い時にはホテルのオーナーが困って私に通訳してくれないかと泣きついてきたこともあります。
そういう旅行者は、フランスに対して過度な憧れを持っていて、日本人としてお金をはらっているのだから日本と同じようにサービスを受けられないのはおかしいと思っている人が多かったです。
私はこの旅行ブログであちこちの良い情報をお伝えしていますが、今日は声を大にして言いたい!
「日本のサービスは世界一!」
「海外で日本と同レベルのサービスを受けたいならそれなりにお金を払いましょう!」
海外には「チップ」という文化があるところもあるのに対し、日本には「おもてなし」という文化がチップにとって代わって当たり前のように言われています。
「お客様は神様ではありません!」
サービスには、それなりの対価、つまりお金を払うくらいの気持ちで、サービスしてくれる人に敬意を払って下さい!
海外では不便が当たり前
海外に行ったら、不便であることが普通だと思うようにして下さい。
私はフランスに住んでいた時、TGV以外でも長距離の電車に乗るときは、水2Lと軽食2回分を必ず持ち込んでいました。
日本のように時間通りには着かないうえ、ときどき電車内で缶詰状態で半日以上過ごさないといけないこともあります。マルセイユのような大きな駅でさえ22時過ぎるとお店にいても叩き出されてしまい、シャッター場閉められます。
危険な目に遭わないように危機管理するのも自己責任!
不便なことをいかに回避できるかは自分自身の準備次第なんです。
ホテルが不便なら一泊30万くらいの超高級ホテルに泊まって、バトラー(プライベートの執事)を付けてもらってバトラーにも高額のチップを渡せば、不便さは回避されます。
レストランでも一人10万位のレストランに行って、ウェイターやウェイトレスに1万のチップを渡せば、素晴らしいサービスを提供してくれます。
何事も日本に比べると不便なことが当たり前なんです。
どうかこのことを忘れずに、旅行の時にはサービスしてもらえることに感謝して、それなりに対価(お金)を払うつもりでいて下さい。
最近の日本人のマナーの悪さは同じ日本人として恥ずかしいです。
ということで、今回は私個人の心の叫びを書いてみました。
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