世界のベストシーズン
ここでは赤ちゃんやお子様、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に旅行に行くときの、場所別ベストシーズンを月別にご紹介します!
赤ちゃんやお子さんと一緒ということで、飛行機で8時間以内で行ける場所を対象としています。
本当ならヨーロッパやカナダ・アメリカも対象にしたいところですが、あまりに長時間の移動は、赤ちゃんやお子さん、おじいちゃんおばあちゃんにとっては大変なので、今回は対象外としています。
1月がベストシーズンの旅行先
マレーシア・クアラルンプール
ガイドブックでは「雨季は避けた方が良い」と書かれていることが多いと思いますが、実際に現地に住んでいる人からすると、あまりに暑すぎる場所では、スコールが降って気温が下がり、埃の少ない雨季の方がベストシーズン!と言われたりします。
クアラルンプールも、11月から2月は雨季にあたりますが、シャワーと呼ばれるスコールの降った後の方が、暑さがおさまり過ごしやすいです。
このシャワーは「バケツをひっくり返したような雨」が30分ほど降って、その後は、また太陽が照り付けるといった感じです。雨季は大体毎日同じような天気で、カーっと晴れていたかと思うと雨がザーっと降って、また晴れるという感じなので、雨のために傘を持って出かける人はいません。
雨が降り出したら、近くのお店で時間をつぶすなどして過ごしていると、気が付いたらやんでます。
中華人民共和国・香港
香港は1月がベストシーズンになります。
日本では1月1日が元日として新年の始まりになりますが、香港は旧正月(2月)が新年となるため、新年という感じではありませんが、日本でいう年末のような雰囲気で賑やかになります。
街中の飾りも赤や金が目立ち、新しい年に向けてワクワクした感じがあります。
カンボジア・シュムリアップ
カンボジアのシュムリアップも1月がベストシーズンです。
赤ちゃんやお子さんと一緒に行くにはちょっと不便な点が多いですが、観光地としては遺跡もあり時間が止まったような、映画の中の世界のようなところです。
気候はカラッとした爽やかな気候で、気温も25度前後と丁度良いくらいです。アンコールワットなどを散策するにも、快適に観光を楽しめます。
カナダ・イエローナイフ
ベストシーズンは11月中旬から4月上旬。カナダは年中場所によりオーロラが見られるのですが、この時期はお天気に恵まれることが多く、日照時間が短く夜が長いので、オーロラの綺麗な季節です。
気温がマイナス30度になることもある厳寒期で、赤ちゃんやお子さん連れ、おじいちゃんおばあちゃんと一緒に旅行に行くにはちょっと無理かなと思いますが、ホテルやロッジは専用の防寒具などがそろっているので、お子さんが少し大きくなったら検討してみるのもいいかも。
2月がベストシーズンの旅行先
ボリビア・ウユニ
まだ行ったことがないのですが、死ぬまでに行ってみたい場所の一つ「ウユニ」!
ウユニ塩湖は有名ですよね。CMにもよく使われていますが、このウユニのベストシーズンは2月なんだそうです。
鏡のように空と地上の境目がわからないくらいに映し出される湖面を見るには、1月2月の無風で雨の心配がなく、しかも湖面にうっすら水の溜まっている状態であるこの季節がいいらしいですね。
赤ちゃんやお子さんと一緒に行くにはちょっと遠すぎて無理。だけど、いつか行ってみたい、そんな夢の場所です。ヨーロッパの人に人気なのもよくわかります。
オーストラリア・シドニー
オーストラリアは日本と季節が真逆になります。そのため、日本が寒い2月はオーストラリアでは真夏!
といっても、そんなに暑いイメージはありませんでした。(記憶違いかな?)
夕暮れ時のオペラハウスはとってもきれいです。治安も良いのでちょっと飛行時間が長くなりますが、お子様やおじいちゃんおばあちゃんと一緒でも安心の旅行先の一つですね。
ニューカレドニア・ヌメア
ニューカレドニアは新婚旅行でも人気の場所ですが、ベストシーズンは2月になります。
フランス語圏になるので、地元のお店では英語は通じません。ホテルやレストランでは英語が通じるところも多いのですが、金額や行先などの伝え方くらいはフランス語がわかるようにガイドブックなどを用意しておく方が安心かもしれません。
ちなみに、フランス領であるだけあって、パンは美味しいです!お店によっても違うので、朝は地元のパン屋さんでパンを買ってビーチや公園で家族で食べる、というのもいいかもしれません!
サイパン(アメリカ合衆国 自治領北マリアナ諸島)・サイパン
日本でも大人気のビーチリゾートの一つサイパン!南国そのものの美しいビーチにたったの3時間半で行けちゃうところが子供から大人まで大人気の理由でしょうね。
サイパンのベストシーズンは2月!気温も25度を切るくらいで暑すぎないのがベストシーズンの一つ理由でもあります。
南国サイパンには雨季と乾季があるのですが、2月は乾季の真っただ中。海で遊ぶにも雨季よりも海が澄んでいるので綺麗な景色を楽しめます。
3月がベストシーズンの旅行先
ハワイ(アメリカ合衆国)・ハワイ
お正月にハワイに行くと同窓会になる。と言われるくらい、年末年始のお休みにハワイ(ホノルル&コナ)を訪れる人はおおいのですが、ハワイに行くなら3月がお勧め!
ホノルルでは「ホノルルフェスティバル」という日本とハワイの交流にちなんだイベントや、ハワイ島の「コナ・ブリュワーズ・フェスティバル」というビールのお祭りなど、イベントも色々あります。
昼は30度弱、夜は20度前後と気温も穏やかで、一番過ごしやすい時期になります。
タイ・プーケット
タイのプーケットは、11月から3月が乾季で、気候がよく、海も住んでいるため3月がベストシーズンと言われています。
ダイビングをするには海の透明度の高いこの時期が一番お勧め。マリンスポーツ以外にも雨の少ないこの時期が一番良いじきになります。
赤ちゃん連れだと雨の中の移動は大変ですし、足元が悪いとおじいちゃんおばあちゃんも歩くのが大変ですからね。
せっかくプーケットに行くなら、ビーチを満喫できるこの時期が一番です。
プーケット付近の島々には、美しい白い砂浜で有名なロン島や、ビーチ近くまで迫る珊瑚礁でシュノーケリングが楽しめるコーラル島もあるとのこと。(タイ国政府観光局サイトより)
安全面だけは気を付けて、ビーチでのんびりしたいですね!
ベトナム・ダナン
ベトナムのダナンは最近人気急上昇中のリゾート地です。
その理由の一つには「美しいビーチ」があります。
US版フォーブス誌が選ぶ「世界の綺麗なビーチ6選」に選ばれた「ミーケビーチ」は、1kmほど続くエメラルドグリーンの美しいビーチです。
ダナンの昔ながらののんびりとした雰囲気と穏やかな気候、美しいビーチに囲まれた時間はお金には代えられない(けどお金を払えば行ける・笑)プライスレスなものですよね~。
ちなみに、世界遺産に登録されている「ホイアン」までは車で20分くらいと、観光にも便利な立地です。
ビーチ沿いには、豪華なリゾートホテルが次々オープンしていて、これからはもっとお値段も上がってくると思われるので、静かな雰囲気とお得な料金で美しいビーチでの時間を過ごすなら、今のうちが良いかもしれませんね。
ま、小さな子供がいると、そんなにのんびりしていられないのが現実ですが・・・
4月がベストシーズンの旅行先
パラオ共和国・パラオ
パラオは年間を通して過ごしやすい気候です。乾季と雨季に分かれており、11月から5月が乾季となっており、特に2月から5月は雨による濁りの少ない海は透明度も高く、この時期がベストシーズンと言えます。
パラオには成田空港から直行便も出ていて、直行便だとフライト時間も4時間くらいで行けるので、子連れでも割と生きやすい距離になります。
パラオの魅力は何と言っても海!
世界遺産エリアの中心に位置するガルメアウス島には、トイレや雨宿り用の小屋なども設けられており、浅瀬の綺麗いな海は子供でも安心して遊ばせることが出来ます。
ミルキーウェイは、海底にたまった泥がエメラルドグリーンの海のなかでしっとりと沈殿しており、美肌効果があると言われています!
ママにとっては日ごろの疲れたお肌をピカピカにするチャンス!
また、ジェリーフィッシュレイクはロックアイランドの中の一つマカラカル島にある塩湖にある、クラゲがたくさんいる湖なのですが、気象の変化により激減してしまっているとのこと。
ツアーがなくなったりもしているようですので、訪れるときには事前に現地の情報を集めてから行ってくださいね。
マレーシア・コタキナバル
マレーシアは島によって気候による違いが大きいところです。
コタキナバルのあるボルネオ島は1月から5月が乾季、6月から12月が雨季となっているため、乾季である4月くらいがベストシーズンと言えます。
コタキナバルの市内から船で15分くらいのところには、綺麗なビーチ島があります!
海も住んでいてビーチ自体も綺麗なので、子供と一緒に遊ぶのにとっても良いです。
他にもコタキナバルには有名なキナバル自然公園がありますが、子ずれで行くにはちょっと遠いかな。
大体1時間くらいかかってしまいます。それに、子供と一緒にといっても、ほんっとに自然なので、子供と楽しめる何かと言われるとちょっと・・・です。
イタリア共和国・イタリア全体
赤ちゃんと一緒にイタリア!というのはちょっと飛行時間が長いうえ、時差もあるためちょっと厳しいのですが、ベストシーズンとしてはこの時期が良いでしょう。
イタリアは、どこを掘っても遺跡がでてくるというくらい、古代都市があちこちで見られます。
ローマの街をあるいているだけでも、現代と過去のまざりあった独特の雰囲気でタイムスリップしたような錯覚を起こします。
冬は寒くて観光どころではないというのが個人的な感想ですが、このくらいからは食べ物もおいしくて、あちこち立ち寄りながら観光するのに良い季節になってきます。
ま、すっごく寒い中、ジェラートを食べるのも、なかなかものですけどね(笑)
5月がベストシーズンの旅行先
フランス領・タヒチ島
タヒチのベストシーズは乾季にあたる4~10月頃といわれています。冬なので気温は下がりますが、それでも最低気温は23度くらいと過ごしやすく、雨が少なく爽やかな気候です。
直行便でも11時間ほどかかってしまうため、赤ちゃん連れは厳しいですね。
それでも行ってみたいと思うくらいの美しい島です。
フランス領なので、言葉はもちろんフランス語と現地の言葉であるタヒチ語。ちょっと街から離れると英語も通じないので、最低限のフランス語がのっているガイドブックとかあるといいかもしれませんね。
シンガポール共和国・シンガポール
シンガポールは4月から9月が乾季ですが、6月から8月はかなり暑くなるので、その前がベストシーズンと言われています。
シンガポールは近代的な都市として有名で、見どころもたくさんあります!
赤ちゃんや子連れでの海外旅行としての行先の中でも、動物園やナイトサファリがあるため人気ですし、時差も1時間で飛行時間も8時間以内なので、ゴールデンウィークの人気旅行先です。
見どころが色々ある中で、マーライオンの噴水は、世界三大ガッカリと言われたりもしていますが、実際に行ってみると、口から出る水を飲むように見えるように写真を撮る人で結構にぎわっています。
食べ物もおいしく、華僑が多いこともあって中華系のレストランは美味しいところが多いです。
最近は、世界中から人が集まる大学の街でもあり、金融の街としても顔もあったりするので、色々なお国の食べ物があって面白いです。
韓国・ソウル
お隣の国、韓国!
色々と日本とは政治的には難しいところもあるようですが、一時期は韓流と言われるブームも起きるくらいの人気もありました。
韓国といえば、食べ物がおいしい!
観光地は色々ありますが、割と日本と似ているところも多く、ソウルでは買い物メインという女性が多いです。
飛行機で日帰りでも行けるくらいの近さが何と言っても魅力です。
時間がなくても、週末ちょっとそこのソウルまで!ってな感じで行きたい旅行先ですね。
6月がベストシーズンの旅行先
インドネシア・バリ島
バリの乾季は4~9月で、6月は気候が安定していて一番観光にはお勧めの季節です。
それでも、結構暑いので、お出かけの際は日焼け止めや暑さ対策は必須!とくに赤ちゃんや小さなお子様には気を付けてあげて下さいね。
綺麗なビーチだけではなく、日本とは全く違う独特の雰囲気やゆったりと流れる時間は、子育ての忙しさをちょっとだけ忘れさせてくれるかも!
パパもママものんびりマッサージとかいいですよね!
小さなお子さんでも観光を楽しめるモンキーフォレストとかもあるので、家族で行くにもお勧めの旅行先です。
イタリア共和国・ヴェネチア
ヴェネチアのベストシーズンは4月から6月、9月10月とちょっとバラバラな感じです。
ヴェネチアの気候は、日本と比べるとちょっと低めの四季がある感じです。夏場は暖かいのですが、冬は寒いので、6月くらいがいいと言われています。
水の都といわれるヴェネチアは高潮の時には広場も水浸しで観光どころではないこともあります。
たくさんの映画の舞台となっているヴぇベネチアは見どころもたくさんあり、お土産も色々とお値段にあったものがあるため、本当に飽きることがない場所です。
赤ちゃんや子供と一緒となると、ちょっと飛行時間が長く、移動も大変なので、できることなら子供が大きくなってから、もしくは新婚のうちに行きたい場所ですね。
セーシェル共和国・ヴィクトリア
アフリカ大陸の東側、インド洋に浮かぶセーシェルは、ヨーロッパのセレブに人気の高級リゾート地です。
バトラーが全てやってくれるような7つ星のホテルがあるのもセーシェルならでは。
年間を通して気温は高く、年中ビーチでのんびりできますが、4月から10月が海も穏やかなのでベストシーズンと言われています。
特にダイビングをすることが目的なら、海の透明度が高い10月までの時期がお勧めです。ジンベイザメを見たいのであれば、ちょっと時期はずれますが、9月から11月が確立が高いので、9月10月に訪れるのが良いでしょう。
ただ、赤ちゃんやお子さんと一緒は、移動が大変すぎるのでお勧めしません。
やっぱり新婚旅行とかで行きたいですね~。
7月がベストシーズンの旅行先
スイス連邦・全体
スイスといえばハイジ!と思うのは私だけでしょうか。。。年齢がばれてしまいますね。
スイスはスキーシーズンも当然人気なのですが、ただ観光をするためだったら夏場の7月8月が過ごしやすいです。
夏のヨーロッパは日照時間が長いので、観光するには良い季節です。一日をたっぷり満喫できます!
山沿いは草花が先始め、自然のなかでのんびりするにも良い季節になります。とはいえ東京と比べるとやっぱり肌寒いので、羽織りものは忘れずに。
体が冷えたら、ラクレットの熱々でとろけたチーズは最高!チーズフォンデュもおいしいですよね!スイスは他にもフランスがお隣のこともあり、お料理全般惜しいものが多いです。
やっぱりヨーロッパへの子供連れはちょっと移動も大変。しかも、道路が石畳のところがおおいので、ベビーカーはかなり大変。