ワンワールドの世界一周料金の考え方
JALをはじめとするワンワールドにも、世界一周航空券の設定があります。
スターアライアンスとの違いは、スターアライアンスの場合マイル(距離)で料金が変わってくるのですが、ワンワールドの場合、世界を6つの大陸ゾーンに分け、その大陸の訪問回数で決まるところです。
6つの大陸ゾーンとは以下のとおりです。
- ヨーロッパ・中東
- アフリカ
- アジア
- 南西太平洋
- 北米
- 南米
これらの大陸のうち3か所から6か所の訪問することで世界一周するという考え方になっています。
ファーストクラスで世界一周する場合でも、3大陸ゾーンのみの場合は、たったの955,500円(各クラス共通の諸税および燃油サーチャージが別途加算される)で行けます!
6大陸ゾーンすべてを訪問した場合でも、1,423,900円で行けるうえ、最低3便から最大16フライトを最長1年までの旅程に組入れることができるのです。(24時間以上の滞在を最低2回)
細かいルールがあるとはいえ、16回のフライトで世界一周できれば、行きたいところは大体カバーできます。
細かいルールは以下のようなものになります。
- ご旅行は、出発の 8 日前までにご予約ください。また、出発後 12 か月以内に完了してください。
- 最初の国際線から最後の国際線のご利用までの間には、最低 10 日間が必要です。
- 旅程には、最低 3 つの大陸が含まれる必要があります。また、各大陸での大陸間フライトのご出発とご到着はそれぞれ 1 回ずつに限ります。
- 旅程の合計区間数は、16 区間未満でなければなりません。
- 世界一周をする方向は一方向に限り、ご出発の都市は一度しか通ることができません。
- 大西洋の横断は 1 回に限ります。太平洋についても同じです。
ワンワールドで世界一周を予約する方法
ワンワールドの世界一周航空券の予約は、分かりやすくて簡単です。
まずは、以下のワンワールドの世界一周航空券の予約サイトに行きます。
搭乗クラスと人数を選択し、新しい旅程の作成かログインを選択します。
この時注意するのが、西回りが東回りのルートで一度一つの大陸ゾーンをでたら戻れないということです。
行きたい場所をクリックしていくと、右上のほう「お客様の世界一周の旅程」に追加されていきます。これが16以上にならないように、同一方面(西回りか東回り)で追加していき、出発地点に戻るように設定します。
以下のような画面が表示されるので、あとは、いつからいつまでどこを訪問するか、それぞれのフライトを選択していきます。
ここからは、省略させて頂きますが、このようにワンワールドでも世界一周をかなり安い料金で行くことが出来ます。
ファーストクラスで世界一周なんて、大富豪がするものだと思っている人も多いのですが、100万円以下というと、実はビジネスクラスでヨーロッパに行くよりも安いんです。
ま、本当の大富豪は、自家用ジェットで世界一周どころか世界何周もするんでしょうね。
おまけ
ファーストクラスで世界一周していると、当然マイレージもたくさん溜まります。
そのマイレージでまた旅行に行くこともできますし、上級会員となればファーストクラスで旅行しないときでも、ラウンジを自由に使うこともできるようになります。
この上級会員への近道としても、がんばってボーナスでぱーっと世界一周もいいものですよね!
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