旅行の準備

パスポート取得

海外に行くには絶対に必要なパスポート。
0歳の赤ちゃんでも生後8日以降であれば、基本的に飛行機に乗ることが出来ます。海外に行く場合は、当然パスポートは必要なので、忘れずに取得して下さい。

大人用には5年と10年の2種類あり、お好きな方でパスポートを取得することが出来ますが、子供用は5年用しかありません。
申請については、各都道府県のパスポート申請・受領方法を確認して、最低でも出発予定日の2週間前までには手続きを行うようにして下さい。

赤ちゃんのパスポート申請方法

赤ちゃんのパスポートを申請・受領するときには、ちょっとだけ注意すべき点があります。
また、赤ちゃんのパスポート用写真の撮影にも、コツがありますので、こちらでご紹介致します。

赤ちゃんのパスポート申請に必要なもの

赤ちゃんでも大人と同じように以下の通り申請書類が必要になります。
大前提として、出生届を提出していないと、戸籍がそもそもない状態ですので、出生届を出して戸籍を登録したうえで、以下の申請書類をご準備下さい。

1.一般旅券発給申請書:1通
  ・赤ちゃん(20歳未満)の場合、5年用しか申請できません。
  ・申請書は機械で読み取るため、折り曲げないで下さい。
2.戸籍抄本、または戸籍謄本:1通
  ・申請日前6か月以内に発行されたもの。
  ・戸籍事務がコンピューター化された区市町村では、戸籍謄(抄)本に代わって
   「戸籍の個人事項証明書」や「戸籍の全部事項証明書」が発行されます。
  ・同一戸籍内のご家族の方が同時に申請する場合は、戸籍謄本を1通提出頂くだけで全員の
   申請を受け付けることができます。
  ・戸籍謄(抄)本は、本籍地の区市町村の戸籍係で手に入ります。本籍が遠く離れている
   場合は郵送で請求 こともできますので、各市町村に問い合わせてください。
3.パスポート用の写真 
  ・高さ45mm、幅35mm(顎から頭頂部までの長さ34mm±2mm、頭上の背景4mm±2mm)
  ・カラーでも白黒でも可
  ・本人のみが撮影されたもの
  ・提出の日前6か月以内に撮影されたもの
  ・縁なしで左記画面の各寸法を満たしたもの(顔の寸法は頭頂からあごまで)
  ・無帽で正面を向いたもの
  ・背景(影を含む)がないもの(白髪の方は背景がなるべく濃いものに)
  ・裏面に氏名を記載する
4.本人確認書類
  ・母子手帳
  ・赤ちゃんの健康保険証
  ・親の運転免許証や健康保険証
  ※都道府県によって本人確認書類で認められる物が異なるので、必ず窓口で確認して下さい!

パスポートの申請

パスポートの申請から受領までは、土曜・日曜・祝日・国民の休日・年末年始(12月29日から1月3日)を除いて最短でも1週間ほどかかります。都道府県によっても違う場合がありますので、申請については、各都道府県の窓口に確認して下さい。

渡航先によってはパスポートを取得したあとにVISAを申請しないといけない場合があるため、パスポートの申請は、少なくとも出発予定日の2週間前までに行うようにしましょう!

赤ちゃんの場合、自署ができないため、保護者の方が「保護者の氏名・父(または母)代筆」と記載して、赤ちゃんの代わりにサインをします

申請受付時間(東京の場合)

  月~水曜日 午前9:00~午後7:00
  木・金曜日 午前9:00~午後5:00
  日曜日 申請受付業務は行いません

パスポートの受領

パスポートの発給がいつになるのかは、申請した際の引換票に日付が記載されています。その日付以降であればパスポートを受け取ることが出来ます。

但し、注意しないといけないのが、必ずパスポートの申請者本人、つまり赤ちゃんが一緒に行かないといけません。
代理で受領することは出来ませんので、保育園等に通っている場合は、保育園をお休みするか、東京の場合は日曜日(土曜日は受領できません)に行くようにしましょう。

旅券受領受付時間(東京の場合)

月~水曜日 午前9:00~午後7:00
木・金曜日 午前9:00~午後5:00
日曜日 午前9:00~午後5:00

 赤ちゃんのパスポート写真の撮り方

パスポートに必要な写真は、赤ちゃんでもちゃんとした証明写真が必要です。
ちゃんとした証明写真とは、基本的に大人と同じ条件になりますが、赤ちゃんの場合は、特に以下の条件を満たすものでなくてはいけません。

1.お顔がはっきり区別できる写真であること
2.泣き顔や歯が見えるような笑顔ではないこと
3.目が開いていること(寝顔はNG)
4.正面を向いていること
5、一人で写っていること(大人が抱っこしているのはNG)

証明写真屋さんで撮影してもらう場合、写真屋さんが色々と工夫して証明写真として使用可能なものを撮ってくれます。
また、写真屋さんに行かなくても、ちょっと大変かもしれませんが、ご自宅でも赤ちゃんの証明写真を撮ることも出来ます。

一人でお座りできない場合

まだ一人でお座りできない場合は、白地のシーツの上に寝かせて撮ると撮りやすいです。
シーツをしわのない状態にピンと張って敷きます。その上に赤ちゃんを寝かせ、真上から赤ちゃんを撮影します。
ポイントは、影が出来なように、部屋の明かりを調節し、さらにフラッシュをONにして撮影すると影が出来にくく、顔がはっきり写ります。

一人でお座りできる場合

一人でお座りできる場合は、後ろが白などの無地の壁際に座らせて、カメラのほうにおもちゃを用意して興味を引かせて撮ると撮りやすいかもしれません。とはいえ、こればっかりは本当に赤ちゃん次第なので、赤ちゃんの機嫌の良いときに、何度もチャレンジする覚悟で撮ってみて下さい。

一人でお座りできる場合も、光の当たり方を確認して、目元が影にならないようフラッシュをONにすると良いでしょう。
フラッシュをONにすると、赤ちゃんも「なになに??」と興味を持ってくれることがあるので、さらに撮りやすくなります。
また、笑ったり横を向いたりと、あかちゃんはじっとしていることが少ないため、連写で撮影していいものを選ぶという方法もあります。

写真を証明写真用に調整する(加工ではなくサイズの調整です)

顔写真が撮れたら、証明写真用にサイズの調整をしてプリントします。
サイズ調整にはフリーのソフトを使用すると簡単に調整できます。お勧めは「おうちで証明写真  Gura Shot」です。
このソフトを使うと、お顔のサイズを測るのも簡単に出来るようになっており、コンピにプリントも簡単にできるようになっています。
この「おうちで証明写真  Gura Shot」のデメリットは、Gura プログラミング言語の環境(無償)が必要で、ダウンロードサイトからGura プログラミング言語の環境をインストールする必要があることです。

プリントする

加工した証明写真のデータをUSB等の持ち運び可能な媒体に保存し、コンピニのマルチプリンタで印刷します。

コンビニによって、機械の操作が違ってくるので、詳細は各機械の手順に従ってプリントして下さい。
コンビニプリントでは、「証明写真としては使えません」といった表示がされることがありますが、実際にそのようなメッセージが出たのを無視してプリントしてもパスポートはちゃんと作れました!
もし心配でしたら、印刷は写真屋さんにお願いするということも検討して下さい。

VISAの申請

アメリカ合衆国やオーストラリアなど、国によって渡航前にVISAの申請が必要な国があります。
各国によって、申請手続きや申請料金は違いますので、ご旅行先のVISA申請の手続きに従い取得して下さい。

アメリカ合衆国
http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-visaapply.asp
アメリカに観光旅行で行く場合、「非移民VISA」の「商用/観光VISA」になります。
ちょっと手続きが分かりにくいのですが、間違えないように詳細は、上記サイトでご確認下さい。

オーストラリア
http://japan.embassy.gov.au/tkyojapanese/visas_and_citiz_jp.html
アメリカのVISA申請に比べると分かりやすいのですが、やはり重要な手続きですので、上記サイトでご確認のうえ、手続きを行ってください。

持っていくもの(赤ちゃん用)

大人だけの旅行でも、何を持っていくべきか迷うことはよくあります。そこにさらに赤ちゃんのための持ち物となると、何か忘れてしまうじゃないかと心配になりますよね。
そこで、赤ちゃんのために旅行に持っていくべきものを整理してみました。

絶対必要なもの

1.パスポート
2.ミルク(明治らくらくキューブ
3.オムツ(普段お使いのもの)
4.おやつ(旅行先の国に持ち込み可能なもの)
5.着替え(南国でもは織物は必須)
6.お薬(解熱剤・おなかの薬)
7.抱っこ紐(抱っこ ウエストポーチが超便利!)

念のため用意するもの

1.ベビーカー
2.日焼け止め虫よけ
3.ベビーシャンプー・トリートメント
4.お気に入りのおもちゃ
5.歯磨きセット
6.体温計

赤ちゃんのための持っていくもの以外に、パパ・ママにとって、あると便利なものもあります。
次は、あると便利&お得なお勧めグッズをご紹介します。

あると便利&お得!お勧めグッズ

ここでは、今まで色々なところに旅行に行って、「あってよかった!」と思ったものをご紹介します。
旅行に必須のものではないのですが、これがあることで旅行が楽になったり、安心だったりするので、もしお持ちでないならこの機会に検討してみると良いかもしれません!

プライオリティパス

このプライオリティパスってそもそも何かというと「世界中の1000か所以上の空港のラウンジを使える」というものです。

空港ラウンジの中でも、搭乗手続きを行う前にしか使えないカード付帯のラウンジと違い、航空会社が運営している搭乗口に入ってからのラウンジが使えるところがおススメのポイントです!

海外でトランジット(乗り換え)の時に、数時間間化開くこともありますが、空港によっては待合室がほとんどなく、もしくはあっても椅子が少ないなど、長時間を過ごすにはちょっと大変な場所もあります。

航空会社のラウンジは、各航空会社が出しているマイレージカードで、ものすごく利用頻度が高い顧客向けに、スペシャルなサービスとして、このようなラウンジや優先登場、座席の優先アップグレードなどを用意しています。
その中でも、何をユーザが重要視するかというと、このラウンジの使いやすさ!なんですよね。

ものすごく利用頻度の高い顧客のことを、航空会社では「上級会員」という言い方をしますが、この上級会員になるには、年間の利用が何マイル以上とか厳しい条件があり、それこそ毎週海外に行ってますっていうくらいに頻度でないと、なかなか上級会員にはなれません。

このように選ばれし上級会員が集う、航空会社のラウンジをこの「プライオリティパス」を持っていると使用できるのです!
で、ここからはさらにお得な情報です!

この「プライオリティパス」は年会費が掛かるのですが、「楽天プレミアムカード」を申し込むと、この年会費が掛からずに「楽天カード」の付帯サービスとしてこの「プライオリティパス」が付いてきます!

楽天プレミアムカード」自体、楽天ポイントがザクザク溜まるうえ、申込時にも数千円分のポイントがもらえるので、作っておいて損はないカードだと思います。

トラベルマネーカード

意外と知られていないのですが、昔のトラベラーズチェックのカード版とでも言うのでしょうか、クレジットカードを持っていない人でも使える海外用のプリペイドカードです!

日本で両替するよりもレートがお得で、海外なのに、いつでも現地通貨が引き出せます。MasterCardの加盟店ではデビットカードとして、そのまま利用もできます!

日本と違って、海外では現金を持ち歩くことがとっても危険なため、カードでの支払いがほとんどです。
加盟店ではスマートに支払いもできるし、現金を持ち歩くよりも安全なので、このトラベルマネーカードはお勧めです。

 

海外専用プリペイドカード【NEO MONEY】

こちらも、トラベルマネーカードと同様の海外専用プリペイドカードのVISA版です。

このNEO MONEYのお勧めポイントは“出発前に日本国内でチャージしておけば「現地通貨」を現地の空港などのATMからお得に引き出せる”ことです!

13歳以上ならクレジットカードを持っていなくても作れることや、現地通貨で引き出せること、他にも日本国内で両替していくよりもかなりお得なこと!がおススメのポイントです!

日本国内で外貨両替していくよりこんなにお得!
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 ◆ インドネシア・ルピア ⇒⇒⇒ 42% お得!
 ◆ 香港・ドル      ⇒⇒⇒ 10% お得!
 ◆ 台湾・ドル      ⇒⇒⇒  9% お得!
 ◆ 韓国・ウォン     ⇒⇒⇒  8% お得!
 ◆ オーストラリア・ドル ⇒⇒⇒  6% お得!
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※2015年9月18日(金)現在 国内両替との比較

 

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