飛行機の中は意外と汚い!?

旅行の豆知識

飛行機についての知りたくないトリビア!?

飛行機っていつもきちんとした制服で綺麗なCAさんがとっても親切に旅のお手伝いをして下さるので、Abbyは乗り物の中で一番好きな乗り物です。

ですが、飛行機自体は実は色々なところが穢かったりするのです。
免疫力の弱い赤ちゃんを乗せるときには、やっぱり綺麗な環境ではないのだということを認識しておいた方がいいと思って、ちょっと知りたくないトリビアをご紹介します。

飛行機のコーヒー・お茶は飲むべからず

飛行機には飲み水としてペットボトルが用意してありますが、コーヒーや紅茶、緑茶などは飛行機の中で作られます。
そのときに使用される水は、飛行機の水タンクに積まれているものから作られますが、この水タンクが結構汚いのです。

もちろん、水タンクは定期的に除菌清掃されるのですが、実は2004年からアメリカの環境保護庁が、機内の水の衛生状態を調査し始め、その結果10機に1機の割合で大腸菌群が検出されたとの報告があります。つまり飛行機の10%は大腸菌でお水は汚染されているという事実。。。

「ミルク作るのでお水下さい!」と言いたいところですが、実はそのお水は大腸菌だらけ、だと困りますよね。
あ、AbbyはKくんに機内でミルクあげちゃいました。。。(ちーん)

しかも、水タンクを消毒したときに、排水に異物が混ざっていたりしたケースもあったとか。
これを聞いたら、やっぱコーヒーや紅茶、緑茶は遠慮しておこうかなと思ってしまいます。リンゴジュースやオレンジジュースにしておこうかな。

座席のテーブルはトイレより汚い

各座席シートにはテーブルが付いていますが、そのテーブルってお掃除は朝一番しか清掃されていません。
飛行機自体は出発地から各地を飛び回り、その都度お客様は入れ替わり乗ってくるわけで、乗客すべてが常に衛生的にしているとは限らないのです。

日本でもニュースになりましたが、「中国人の乗客が周りの注意を無視して座席で子供に排便させた」ということもあります。
お手洗いに行った人が、潔癖症な人でない場合、綺麗に石鹸付けて25秒手洗いをしているかどうかと言われると違うだろうと思ってしまいます。
しかも、トイレの水自体が汚染されているので、石鹸付けて洗っても。。。ね。。。

そういう乗客が次々同じテーブルを触るうえ、食事をこぼしたり飲み物をこぼしたり、自分のPCを置いたり色んだ人が読んだ新聞や雑誌を置くわけなので、当然テーブルは雑菌ウヨウヨ状態になります。

海外の旅行サイト Travel Math が行った微生物学者の調査によると、1平方インチ(6.4516平方センチメートル)あたり、平均2155コロニー形成単位の細菌が発見されたとのこと。一般家庭のトイレ便座 172 コロニーということなので、飛行機のテーブルは便座よりも10倍以上汚いという結果。

Abbyは旅の準備・持ち物でも紹介していますが、飛行機の機内にも「除菌ウェットティッシュ」を持ち込み、席に着いたらまずは身の回りの赤ちゃんが触りそうなところは一通り綺麗にすることをお勧めします。

「除菌ウェットティッシュ」・・・海外に住んでいたとき、日本に帰ってきて「日本って素晴らしい!」と思ったものの一つです。(笑)

ブランケットは持ち込もう

ここまで読んでくださった方は予想がつくと思います。
そう、あなたの予想通り、ブランケットも汚いんです。

ブランケットは朝一便に乗ったときはビニール袋に包まれたものが座席に置かれていたりします。置かれていない場合でも、お願いして持ってきてもらうとビニールに包まれた状態です。

それが午後の便とかに乗ると、座席には用意されておらず、お願いして持ってきてもらっても「たたまれた状態」のブランケットを持ってきてくれます。

そう、これも朝からたくさんの人が使った後のもの。
誰かがヨダレを垂らして寝たかもしれないし、赤ちゃんや子供があちこち触った手で使ったかもしれません。

なので、ブランケットはせめて赤ちゃん用のものだけでも自前で用意しておいた方が良いと思います。
ま、大人はそこまで気にしなくてもいいのかも。

音楽は自分のスマホで聞こう

こちらも予想どおりのお話です。
ヘッドホンはCAさんからビニール袋に包まれたものを渡されたり、座席に置いてあったりします。美辞雌クラス以上だと、結構まともなヘッドホンですが、エコノミークラスのものはブラスチックにスポンジが付いたようなものだったり、ゴムっぽくて耳の穴に突っ込むようなタイプだったり。

これらは、毎回配られますが決して新品というわけではありません。
単に綺麗にして袋詰めされているだけです。

直接人間の臓器(耳だけど)に触れるものなので、感染症予防のためにある程度はきれいにしてくれていますが、耳に突っ込むタイプのものは、絶対使いたくないですね。

なので、聞きたい音楽があれば自分のスマホとかで聞いた方が無難。映画が見たいと思うときは仕方がないので音声なしの字幕だけで我慢。ってなわけにはいきませんけどね。

最近では、飛行機の座席に個別ディスプレイを設置しない飛行機が増えつつあります。
どういうことかというと、映画や音楽、ゲームなどを座席に設置されているディスプレイで見る人が少なくなってきており、自分のスマホで楽しむ人が増えたため、とのこと。

その代わり、機内のサービスを自分のスマホで楽しめるようなプログラム(アプリ)を用意して、独自のコンテンツを機内にいる間利用できるサービスが出てきているのだそうです。

最近は日本のエアラインでも機内で無線Wifiを使用できるようになりつつあるので、今後のさらなるサービスに期待しています!
お願いしますね!各社エアラインさん!

飛行機に関するトリビアのまとめ

1.飛行機ではお水自体があまりきれいではないことを覚えておこう
コーヒーや紅茶、お茶は避けた方がいいですね。
トイレに行っても、手を洗った後は、除菌ウェットティッシュで再度ふきふき!をお勧めします。

2.テーブルは一番汚い
席に着いたらまずはテーブルと身の回りを除菌ウェットティッシュで綺麗にしましょう。
特に赤ちゃんはなんでも口に入れたがるし舐めたがるので、そのまえに綺麗にしておきましょう。

3.ブランケットやヘッドホンも実は汚い
極力自前のものを用意しておいた方が安心です。
朝一便以外は、前の人たちの使いまわしであることや、綺麗にしてあっても新品ではないということを覚えておいて損はないでしょう。

とはいえ、これは海外の調査結果をもとにご紹介しています。
日本の航空会社がどこまで綺麗にしてくれているのか?もしくは、やっぱり世界共通で同じレベルなのか?
そこは日本の衛生管理に期待したいところです。

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